ブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は集客したい人に対して、スキルがなくても、集客ができてしまう、返報性の原理についてお話ししたいと思います。
1,集客は、相手との信頼関係を得よう
2,集客は、人間の心理を理解する
3,集客さえ出来るようになればどんなジャンルの仕事にも応用できる
返報性の原理はビジネスだけではありません。プライベートでも大事な要素です。
日頃からも活かせることなのでぜひ、今後に活用していきましょう。
返報性の原理とは?
返報性の原理とは、相手から受けた好意や敵意などの行動に対して、「お返しをしたい」と感じる人間にとってごく自然な心理のことを言います。
返報性の法則は、日常生活だけでなく、ビジネスの現場でもよく見られます。
店で洋服を試着する時をイメージしてみてください。
店員が服の好みを親身に聞いてくれたり、服に合う小物やサイズ違いの服を何度も持ってきてくれると、試着するだけの予定だったのに、購入してしまった経験ありませんか?
このように、人から良くしてもらったときに「お返しをしたい」といった気持ちになることは、本来人間が持っている人情や義理に近い感情ともいえ、これが返報性の原理と呼びます。
返報性の原理:相手から受けた行動に対して、「お返しをしたい」という心理
活用するメリット
返報性の法則を活用すると、ビジネスだけでなく恋愛などでも様々な面でメリットを感じられるケースが少なくありません。
返報性の法則によって感じられるメリットには次のようなものがあります。
- マーケティング部門や営業、販売職などで、仕事で成果を出しやすくなる
- 誰かを助けたり、助けられたりなど、人から親切にしてもらいやすくなる
- 親しくない人にも心を開いて、人との距離を縮めやすくなるなど対人スキルがアップし人間関係が上手くいく
このように、使わない手はないくらい良いこと尽くしなのです。
返報性の原理の4つの種類
4パターンの返報性の原理があります。ただどれもがいいものではありませんので要注意です。
1.好意の返報性
好意の返報性とは、相手から何らかの好意を受けたときに、好意で返したくなる心理のことです。
例えば、友達に誕生日を祝ってもらったら、今度は自分もそのお返しやお礼をしたくなる心理のことを言います。
好意を持ってほしい相手に、まず自分から好意を与えることで、相手からも好意が返ってくる確率が高くなります。
2.敵意の返報性
敵意の返報性とは、ネガティブな感情に働きます。
相手に嫌なことをされたら、反発する気持ちを返したくなる心理作用を言います。
例えば、マナーの悪い店員だと挨拶もしたくなかったり、「あの店の店員は良くない」とSNSで拡散してしまう人もいるでしょう。
これは、敵意の返報性が働いた結果と言えます。
3.譲歩の返報性
譲歩の返報性とは、自分の意向や考えを優先してくれた相手に対しては、自分も譲歩したくなる心理作用です。
「人からもらった好意を返すこと」でもあるため、好意の返報性と近い心理といえます。
例えば、JRに乗っていてお年寄りに「どうぞ」と席を譲る経験をされた方も多いと思います。
これはまさに、譲歩の返報性が働いた結果と言えます。
4.自己開示の返報性
自己開示の返報性とは、自分が先に本心を開示することで「相手も心を開いて接したい」という気持ちになる心理です。
例えば、初対面の人と話す際に相手が「実は僕人見知りなんです」と打ち明けたことで、自分の緊張がほぐれて話しやすくなった経験はありませんか?
また、初対面の人が笑顔で気さくに話しかけてくれた時に、つい自分も同じように接してしまった経験ありませんか?
この二つも、自己開示の返報性が働いた結果といえます。
返報性の法則を活用
信頼関係を構築する
面識のない相手からいきなり好意を伝えられると、「嬉しい」という気持ちよりも「驚き」や「警戒心」を抱いてしまいます。
返報性の法則をうまく活用するには、
- 挨拶程度から相手と会話をする機会をつくり、相手に興味を示す
- 些細なことでも褒めるなどして、相手を喜ばせる
など、相手とのコミュニケーションを図り、まずはお互いの間で信頼関係を築くことが大切。
最初は小さな接点でも、回数を重ねることで徐々に親しくなれます
与えすぎは良くない
相手に与えればそれだけ自分に返ってくるのが返報性の基本ですが、やりすぎるとそれが相手にとって当たり前になってしまいます。
相手との関係性を踏まえ、お返しがあったか、なくても問題ないかなどバランスを取るようにしましょう。
相手からたくさんの見返り期待したい時にも、適度なタイミングや回数を守って、当たり前にならないよう注意することが大切です。
自然な流れのギブ
与えるタイミングを間違ったり、過度に与えすぎたりすると、相手からすると見返りを求めているように見え、警戒されてしまうことも。
例えば、お店でお客さんに対して突然サービスを提供すると警戒されてしまいます。
相手が商品に興味を示し始めてからサービスを提供するなど、一方的にならないように気をつけましょう。
自然な流れで相手に与えられるよう、タイミングをしっかり見極めるのがコツです。
見返りを期待してはいけない
「自分がこれだけしたんだから、相手も同じくらい返して欲しい」
と期待すると、見返りがなかった時に落ち込んでしまいます。
また、見返りを期待しすぎると相手に下心を察知され、警戒されてしまうことも。
相手に求めすぎると返報性の原理が効かない可能性があるため、純粋に「喜んでもらいたい」と考えて行動するようにしましょう。
見返りを期待しすぎると、相手に不信感を抱かせてしまう可能性があるので注意が必要です。
見返りを求めてしまう理由
多くの人が見返りを求めてしまうのか、現代では、会社員やアルバイトなどの
「雇われて働く」
ことに慣れている方が多いと思います。
特に日本の場合、会社員として安定的に働きたい人が多いので、この傾向が強いかもしれなません。
ここで確認ですが、会社員やアルバイトの方は、自分のエネルギーを切り売りして働いていることになります。
そこから、エネルギーと時間を切り売りすれば、お金がもらえるのが当たり前だと感じてしまっている人が多いように感じています。
ギブアンドテイクの考えを持つが方が多い
ギブアンドテイクの考え方を持っている限りは、相手に何か与えても、この人何か恩着せがましいな〜って思われてしまいます。
そうすると、周りの人からは関わりたくないと思われ、何も返ってこなくなってしまいます。
ただ、ここでギブアンドテイクの考えを外し、見返りを求めなければ、相手は純粋に感謝の気持ちが湧き、何かお返ししたい気持ちになっていきます。
返報性の原理が働き、与えたエネルギーが自分に返ってきます。
やはり、相手に見返りを求めないことが重要になってきます
最後に
本日は返報性の原理についてお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
ビジネスにおいても活かせますが、プライベートでも活かせます。
つまり日頃の意識で自然に返報性の原理が働くように動けるとゆうことです。
自分自身を大事にするためにも、普段の私生活もビジネスも充実させていければより豊かになると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。